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| ■ FXで外貨投資する時に大切なこと |
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2008年は年初から大幅に円高になったイメージがありますが、通貨によってまったく異なります。下の一覧をご覧ください。USD/JPY(米ドル円):3.4%、EUR/JPY(ユーロ円):2.9%、ZAR/JPY(南アフリカランド円):13.8%、ISK/JPY(アイスランドクローナ円):9.6%。これは、今年に入ってから今週までで、各通貨がどれほど円高になったのかを数値で表したものです。「サブプライムローン問題で円高!円高!」という報道をイヤというほど目にされたかと思いますが、結局、米ドルやユーロなどは、今年円高になったといっても、たかだか3%前後です。一時的には円高が加速する場面もありましたが、今年1ヵ月半経って数値で見てみれば、たった3%円高になっているに過ぎません。それと対照的に、南アフリカやアイスランドなど高金利で日本の株投資家の人気が高かった通貨は、円高の度合いが激しく、先物取引投資していた場合のダメージも大きいことがわかります。結果的に、こうして数値で比較してみれば、「いくら高金利で魅力的でも、為替レート変動リスクに注意しなきゃ!」と思いますが、すでに多額の資金を投じてしまっていては後の祭りです。こうしたスカウトリスクを事前に察知して、通貨ごとに見比べて比較したり、リスク管理に生かすことができたら一番よいですね。そのために私が製作したのが『カレンダー』のリスク分析一覧です。『カレンダー』のリスク分析一覧表を見れば、南アフリカランドのリスクが際立って高いことや、アイスランドクローナのリスクがかなり高いことも、ちゃんと書いてあります。どの程度リスクが高いのかは、具体的に数値で認識することが必須ですが、リスクランキング表や、比較グラフ表を見ていただければ、一目瞭然です。南アフリカランドが高金利で魅力があるといっても、事前に、このリスク分析のランキングや比較グラフを見ていれば、資金の大半を突っ込もうという気にはならないと思います。ちなみに、『カレンダー』124ページの比較グラフの上部を見ていただきますと、各通貨の対円のリスク値が棒グラフで掲載されていますが、そのなかで、一番、リスク値の低い通貨ペアがありますね(上から13番目)。その通貨ペアは今年に入ってからの円高変化率は1.5%です。ドルやユーロの円高変化率の半分程度、つまり実際に投資していた場合も軽傷で済んでいます。今年も『カレンダー』のリスク分析一覧表に掲載してある数値どおりの展開となっています。過去5年間の詳細な為替レート変動を分析・検証した結果のリスク値は、必ずしも将来の変化を約束するものではありませんが、統計学的見地からは、およそそれに近い動きをすると考えられます。事前にリスク値の詳細を知っている人と、知らない人とでは、運用成績の安定度も大きく異なり、長期的な運用成績にも雲泥の差が出るでしょう。
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