FX投資のリスク管理
 FXでやってはいけないこと
昨年のお盆は、大変な思いをされた方が沢山いらっしゃって、そのことを少しビビっていました。でも、なぜそんなに損をするの?と疑問に思いました。推奨レバレッジが3倍なので、そのレベルで読んでいると腑に落ちない内容があったり。ネットで他の記事などでも悲惨な様子を目にして、FXって元本がなくなることがあるの?という疑問も感じました。強制決済という制度があれば元本がなくなるはずはないのでは?色々な疑問をすっきりとは解決しないまま(いくらかはなんとなく解決)、でもとりあえず始めようと。FX口座開設してすぐに、低レバレッジで長期のスワップ狙いの買いポジションを持ちました。年が明けて、「デイリー相場鍛練&管理表」とデモトレードで売買のトレーニングを始めたのですが、10日ほどでデモトレードの期間が終わりました。「デイリー相場鍛練&管理表」だけで仮想売買を続けるつもりが、ちょうどあの世界同時株安の時で円高になっていたため、ポジションを増やしました。それからは毎日ではありませんが、しょっちゅう売買しています。「デイリー相場鍛練&管理表」をつけながら。で、今私の口座のレバレッジは10倍ほどになっています。常にレバレッジ管理はしているので、気がついたら10倍になっていたわけではありませんが、少しずつ感覚が麻痺していったような感じです。中期・長期のポジションでレバレッジ10倍+短期売買もしています。瞬間最大レバレッジは当然10倍を超えてしまってます。今、去年のお盆のようなことになれば…。(レバレッジ)10(倍)×10%(下落)=100%(元金)即退場ですね。始めてから少しずつ、FXがわかってきて、ふと去年のことを思い出しました。あの時不思議に思ったことが、今は分かります。あ〜こういうことだったのか、と。去年大変な思いをされた方が、ご自分の経験をつらい思いをして教えて下さったのに、思い出さなかったら、私はどんどんエスカレートしていってたでしょう。多くの人は、理論的にFXが株式や投資信託より有利であることを知って、FXを始めます。多くの人は、レバレッジを抑えていれば、株式と同等かそれ以下のリスクしかないことを知って、理論上、FXで大損するはずがないと思って安心します。しかし、FXを始めてから数ヶ月経って・・・、「レバレッジ2倍で10万円も儲かった。やっぱりFXってすごいなあ。いや、でもちょっと待てよ・・・。もし、レバレッジ20倍にしていたら100万円も儲かったのか! くっそー、もっとレバレッジを高めておけば良かった!」なんて思ったりして、多くの人は、“いつの間にか”、“ついつい”レバレッジを高めてしまいます。頭ではわかっていても、欲望に負けてしまうのです。だから、FXで一番重要なのは(いや、FXに限らずすべての投資に共通しますが)、予想する技術でも経済分析手法でもなく、リスク管理です。最近は、為替レートの大きな変動もあって、レバレッジを極端に高めているケースは少ないと思いますが、今年これから、仮に一本調子の相場が到来したとしても、そのときこそ、「リスク値」や「やってはいけないこと」を見直していただけたらと思います。

  Copyright(c)2008 FX投資のリスク管理. All rights reserved.